第2回~データベース準備編~

明石:

さて、第二回ADSオリカ作成講座です。

本日はデータベースについて解説します。

 

夕張:

わー

 

響:

хорошо

 

明石:

今回は、PupSQLiteについて簡単な説明をします。

 

 

響:

その前に聞きたいんだけど、前回さらっと書かれた、データベースってそもそも何物なんだい?

夕張:

データベースと言うのは、実は抽象的な使い方が色々されていて、具体的に説明するとここではとても時間が足りないわ。

今回の講座では『整理されたデータが入っているファイル』として考えてちょうだい。

響:

なるほどね。

つまり、この講座では『ステータスの数値や、カード名やカード効果のテキストがまとめられているファイル』という事かな。

 

明石:

その通りです!では、早速データベースファイルを見ていきます。

まずはPupSQLiteでtest.cdbを開きまっす。

すると、次の様な画面が表示されるはずです。色々とボタンがありますが、基本的に矢印が指しているボタン程度しか使用しません。

明石:

このままでもカードの登録は出来るのですが、せっかくなので、それぞれの情報を見て行きましょう。

 

夕張:

まずは、赤い矢印が印している、datesって文字をダブルクリックしてね。そうしたら、下みたいな画面になるはずよ。

明石:

datesではカードのステータスを定義しています。詳細は次の回に説明しますね。

次はtextsを開いて見ましょう。

響:

こっちはテキストが表示されてるね。

 

 

明石:

textsでは、見た通り、カード名効果テキストを定義しています。

画像では途切れてますけど、効果テキストの右には効果の発動時などに表示されるテキストも定義できます。

響:

これ、もしかして、一つ一つ手作業で入力していくのかい……?かなり沢山項目が有るけれど。

 

夕張:

一つ一つ入力も出来るけど、データベースに対する命令、SQL文を使えば一括して入力出来るわ!

入力の方法を説明するから、まずは画像の青い矢印が印しているSQLってボタンを押して、『SQL入力ウィンドウを開く』を選択してね。

響:

こんなウィンドウが表示されたね。

 

夕張:

これがSQL文の入力ウィンドウよ。

入力する時は、必ず対象データベースが~\test.cdbになってることを確認してちょうだい。普通は最初から~\test.cdbになっているけど、2つ以上同時にデータベースファイルを開いていると、空白になっているから気を付けてね。

明石:

SQL文と書いてある場所に、下の様に記述したコードをペーストして、終了ボタンを押せば一括数値とテキストを入力できます!

ただし、下のコードをこのまま入力するとエラーが表示されてしまうので、まずはメモ帳などにコピーして下さい。

 

insert into datas values(カードid,制限,同名カード,カテゴリid,カードの種類,攻撃力,守備力,レベル,種族,属性,効果分類);
insert into texts values(カードid,"カード名","効果テキスト","str1 "," "," "," "," "," "," "," "," "," "," "," "," "," "," "," ");

 

夕張:

これで準備は完了よ。

次回から、実際にカードを登録して行きましょう。

 


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